【ベルト 調節方法】

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ベルトを買ったはいいけどサイズが緩いまま使っている方や穴を開けて応急処置している方いらっしゃいませんか?
ベルトは自分のサイズに合わせて使わなければ意味がありません。
ではどうすれば良いのか?
今回はサイズの調節方法をご紹介します。

まずお話をする前に知っておかなければならないのが、「調節できるベルト」と「調節できないベルト」があるということです。

A、調節用の金具が付いているのが調節可能なベルト

B、金具が無く縫い付け等で固定されている調節不可のベルト

上記のうちBに関しては調節不可なので、購入時にサイズ確認をしっかり行うようにしましょう。
ベルトは通常、帯に穴が開いています。

空いている穴(基本5つ、3や7つも有ります)のうち、真ん中で合わせておけば体調や姿勢、腹囲の増減に対応できます。
Aのタイプはご自宅でも調節が可能です。
それではどのように行えば良いか、以下でご説明させていただきますね。

まずは調節に必要な道具をご用意ください。

・メジャー(スケール、無ければ定規でも可)
・ペン(ベルトに書ける、もしくは跡をつけるだけでも可)
・マイナスドライバー(こじ開け用で、ハサミやステイプラーの芯外しなどでも可)
・ハサミ(ベルトは堅いので出来るだけ切れるもの)
これらが用意できればいよいよ調節開始です。
下記の手順でトライしてみてください。

① 切る長さを計る

ベルトを使用する状態(ズボンを穿いてベルトループに通す)で試着します。
剣先をバックルに通し、丁度良い位置まで締め、バックルの位置から真ん中の穴までの長さを計ります。

② バックルから帯を取り外す

様々な形状がありますが、基本的に金具には窪みがあります。
そこにドライバーを差しこみ、てこの原理で金具を持ち上げ外します。
外すとギザギザの尖った杭か帯に食い込んでいるので外し(怪我にご注意ください)、帯を金具から抜き取ります。

③ 帯を切断する

取り外した帯の端からメジャーで計測し、①で計った長さの部分にペンで印をつけます。
この際、帯に対して直角に線を引くと切る時のガイドとなり、曲がって切るのを防ぐことが出来ます。
また、初めて切る場合や不安がある場合は少し切る長さを短めにしておくと、失敗してもやり直せるので安心です。
引いた線に合わせてハサミを入れ、切断します。

④ 帯をバックルに取り付ける

取り外したのと逆の要領で帯をバックルに差しこみます。
遊びが無い様奥まで差しこんだら、杭の付いた金具で挟み込むように力を込めて閉じます。
閉じた後に帯を引っ張って、外れることが無いかの最終確認をします。

⑤ サイズを確認する

完成したベルトを巻いて、穴の中心ではめた際に、ぴったりサイズが合えば完了です。
もし大きい場合は①からやり直します。

いかがでしょうか?
ベルトは脇役と考えている方、実は結構見られていますよ。
明らかに長すぎたり、ギリギリで締めているのはやはり少しみっともなく見えてしまいます。
太ってしまい、サイズが合わなくなった場合は無理やり穴をずらすのではなく、出来るだけ新しく買い換えるのがお勧めです。
自分にジャストフィットなサイズのベルトを着けるよう心がけましょう。